
idLoader8.5 (IBM Lotus Notes client configuration system)
弊社クライアントにご導入いただき、威力を発揮しています。
*主な特徴*
- WEBブラウザからLotus Notes クライアントのユーザー個別設定を自動化
- ユーザID・個人アドレス帳・ブックマークなどクライアントに必要な資源をダウンロード
- ホームサーバー等のロケーションや通信ポート等、Notesクライアント動作環境を自動設定
- Notesクライアントの各バージョンを自動判別するマルチバージョン対応
- ユーザーの操作をメール通知・ログ記録
- 使用しなくなったNotesクライアントの初期化
id Loader8.5は、IBM Lotus Notes クライアントユーザーの個別環境を自動設定するソフトウェアです。NotesユーザーはWEBブラウザ画面上の個別環境設定用ボタンをクリックするだけで、Notesクライアントの個別設定をおこなうことができます。 Notesクライアントの個別設定する際に必要となる、ユーザーIDファイルの取得からNotesユーザー名・接続先サーバー名の入力、通信ポートの設定等をすべて自動的におこないます。一般にこれらの設定を組織のすべてのNotesユーザーが自身で正しくおこなうのは困難であり、専門知識を持った技術者が設定を支援する必要がありました。
Notesクライアントの個別設定の煩雑さや、設定作業にかかる時間・コストを大幅に軽減することができます。
Lotus Notesクライアント個別設定を自動化
Notesクライアントの個別設定を自動化することにより、Lotus Notes/Dominoの管理者と技術者の負担を大幅に軽減します。
Lotus NotesクライアントソフトウェアとInternet ExplorerがインストールされたクライアントPCに対して、Notesユーザー自身がWEB画面からNotesクライアントの個別設定を確実に実施することができます。
Notesクライアントは初期インストール状態で構いません。既に個別設定がおこなわれている場合は、設定を初期化した上、新しく個別設定をおこないます。
Notesクライアントのバージョンアップ時など、組織に異なるバージョンのNotesクライアントがインストールされたPCが混在する場合であってもインストールされているバージョンを判別し、それぞれのバージョンに合った適切な設定をおこないます。
クライアントPCへのインストールが不要
このソフトウェアはWEBベースで動作し、Notes/Domino のデータベースアプリケーションとして提供されます。クライアントPCへのソフトウェアのインストールは不要です。したがって導入にかかる作業は管理者によるサーバーへのデータベースインストールと設定のみです。
既にNotesクライアントを導入している場合でも本ソフトウェアを導入することができます。
大規模展開や人事異動にも威力を発揮
大規模なクライアントPCの展開・リプレイス、組織改編を伴うような人事異動では、大量のNotesクライアントの個別設定が必要になります。このようなときに本ソフトウェアは、大きなメリットを提供します。
高速な動作
本ソフトウェアによるLotus Notes クライアントの個別設定に要する時間は、約1分と非常に高速です。(実際の所要時間はネットワーク環境やクライアントPCの性能に依存します。)
*主な機能*
WEB認証
Dominoインターネットパスワードにより、Web認証をおこないます。認証を受けたユーザーの個別設定が可能です。
個別資源のダウンロード
ユーザーIDファイル・個人アドレス帳・ブックマークなど必要な資源をダウンロードします。
自動個別設定
ユーザー設定、ロケーションの設定などNotesクライアントの動作に必要なすべての個別設定を自動的に行ないます。
ユーザーIDファイルダウンロード
出張先のクライアントPCで一時的にLotus Notesを利用する必要がある場合、ユーザーIDファイルのみをダウンロードすることができます。この機能は、既存のNotesユーザーの個別環境の消去はおこないません。一時利用のユーザーはユーザーIDファイルの切り替えによりNotesクライアントを使用します。NotesユーザーはユーザーIDファイルを外部メディアなどに入れて持ち歩く必要がありません。これにより、Lotus Notesクライアントを利用できる範囲を格段に広がります。管理者によりこの機能を無効にすることもできます。
個別設定の初期化
クライアントPCのLotus Notes個別環境を初期化します。ユーザーIDファイルの削除、個人アドレス帳やメールアーカイブ、ローカルに保存されているデータベースのコピー・レプリカを削除します。
個別設定の初期化後は、再度個別環境の設定を実行するまで、Lotus Notesクライアントを使用することはできません。
設定通知メール送信と実行ログの記録
個別設定やユーザーIDファイルのダウンロードがおこなわれると、ユーザー宛に通知メールを送信するとともに、データベース内に実行ログを記録します。実行ログには実行内容・ユーザー名・実行日時・クライアントPCのコンピューター名などが記録されます。管理者は不正な個別設定の実行を検証することができます。
Notesユーザー個別設定の許可禁止制御
管理者は、ユーザー毎に個別設定を許可または禁止に設定可能できるほか、一度だけ個別設定を許可することも可能です。通常はすべてのユーザーの個別設定を禁止にしておき、要求のあったユーザーのみ許可設定することにより、決められたユーザーのみ個別設定を可能にすることができます。
配布資源の登録管理
管理者は、対象のLotus Notes のクライアントバージョン毎に個別設定時に配布する、個人アドレス帳・ブックマーク・notes.ini等の資源を登録します。個別設定はユーザーのクライアントPCのLotus Notesバージョンを判定し、合致する資源をクライアントPCにインストールします。
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